徳島視整体研究所

当店では「見る」ことから目の使い方を整え、身体の健康の維持や改善のアプローチをしています。1級眼鏡作製技能士

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「疲れ目」は肝臓ゾーンをもんで解消

皆さん、こんにちは。指圧・マッサージ師の五十嵐康彦です。今回は、「疲れ目」に効く足裏の反射帯(ゾーン)をご紹介します。
 通勤電車やバスではスマホ、会社ではパソコン、家ではテレビ、ゲームなど、現代人は四六時中、目を疲れさせるものに囲まれて生活しています。目はとかく酷使され、疲れが非常に表れやすい部位のひとつです。また、仮性近視や白内障、めがねの度が合っていないときなどにも疲れ目は起こります。
 疲れ目に効く反射帯(ゾーン)は「目」「肩」「肝臓」「腎臓」の四つです。「目」は足の第2指と第3指の付け根、「肩」は第5指(小指)の下あたり、「肝臓」は土踏まずの真ん中から左斜め上の広いゾーン、「腎臓」は土踏まずのほぼ真ん中です。なお、「肝臓」は右足にしかありません。
 「目」はもちろんのこと、目が疲れると肩がこりやすくなるので、「肩」をもみほぐすのもよいでしょう。では、なぜ「肝臓」や「腎臓」をもみほぐすと疲れ目に効果があるのでしょうか。
 東洋医学では、目の状態は肝臓と密接に関係していると考えられています。肝臓は血液を蓄え、体内の血液量を調節しています。肝臓の働きが衰えて血液の循環が悪くなると、必要なところに十分血液が巡らなくなり、目の状態にも影響してくるのです。また、腎機能が衰えると、目がかすんでくると言われており、目は腎臓の影響もかなり受けています。「肝臓」も「腎臓」もたっぷりもんでください。
 


目ゾーン
人差し指の第2関節の角で足の小指側へ向けてこすります。

肩ゾーン
人差し指の第2関節の角で、もみほぐします。

肝臓ゾーン
親指の腹でもみほぐします。

腎臓ゾーン
親指の腹でもみほぐします。
 これを左足も同じようにやってください。なお、肝臓のゾーンは右足にしかありませんので注意してください。

 耳の刺激も効果的です。耳たぶを下に引っ張って離す動作を行うのもよいでしょう。
目の疲れを軽視しない
目の疲れは、はっきりとした痛みがないため、軽視されがちです。しかし、放っておくと、頭痛、肩こり、目の充血、ドライアイ、視力低下などにつながります。疲れを感じたら、足裏をもむ、という習慣を身につけましょう。

 

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