徳島視整体研究所

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強度近視から将来的に失明など視覚障害となるかAIで高精度予測

強度の近視の患者が将来的に失明などの視覚障害になるかどうかをAI=人工知能を使って高い精度で予測する技術を東京医科歯科大学のグループが開発したと発表しました。

この研究は東京医科歯科大学の大野京子教授などのグループが海外の学術誌で発表しました。

強度の近視では眼球の形がいびつになって網膜剥離緑内障などの合併症が起こり、視覚障害や失明につながるリスクがあることが分かっています。

グループは強度の近視の患者813人から提供された眼底の写真や診察の際のデータなどをAIに学習させました。

そして、このAIに実際の患者が5年後にメガネなどで矯正しても視力が0.5以上には上がらない視覚障害の状態になるかどうかを判定させたところ、86.8%の精度で予測することができたということです。

また、同様の手法でAIを使って3年後や5年後の視力を予測するシステムも開発し、65%程度の精度で予測できたということです。

グループは将来的にこの技術を診療現場に応用できれば失明などを防ぐのに役立つとしていて、大野教授は「失明リスクが高い患者を早い段階で見分けることで、合併症が起きてもすぐに治療につなげられる」と話していました。

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