プラネットは1月25日、「メガネに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2021年12月17日~21日、全国20代以上の男女4,000名(男女各2,000名)を対象にインターネットで行われた。

  • メガネ(度なしを含む)やコンタクトレンズの使用状況

    メガネ(度なしを含む)やコンタクトレンズの使用状況を教えてもらったところ、「メガネを使用(常に+必要なときだけ)」の「メガネ派」は57.5%と半数以上。「コンタクトレンズと使い分け」を加えると、実に4分の3の人(74.2%)がメガネを使用していることが明らかに。意外にも、4年前に実施した2017年調査と比べると、「メガネ使用率」は1.5ポイント、「メガネ派」も4.9ポイント低下した。

    視力矯正(近視、乱視、遠視など)を始めた時期に関しては、メガネでは「中学生」(20.0%)、「高校生」(13.9%)と、両者で3分の1に。「小学校5~6年」以下も合計で2割近くにのぼることから、実に半数以上の人が高校時代までにメガネをかけ始めているよう。一方、コンタクトレンズでは、最多が「18~24歳」(32.5%)、これに「高校生」(29.4%)が続き、メガネよりピークが後ろずれしていることがわかった。

    • メガネを使用している理由
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    続いて、コンタクトレンズではなく、メガネを使用している理由を尋ねたところ、「目の中にレンズを入れることに抵抗がある」が最も多く47.3%。次いで「メガネのほうが楽」(43.8%)、「メガネをかけ慣れている」(30.9%)、「メンテナンスが楽」(26.9%)と続いた。

    男女別にみると、男性は「目の中にレンズを入れることに抵抗がある」で女性よりも10ポイント以上高く、「メガネをかけ慣れている」でも男性の方が12ポイント上回る結果に。一方、女性の方が高かったのは、「コンタクトレンズだと目が乾燥する」で、11.5ポイントの差となった。

    また、メガネをかけている時に気になることを聞くと、「レンズが汚れる」(48.4%)、「呼気や温度差でレンズがくもる」(47.4%)、「メガネが下がってくる」(34.2%)が上位にあがった。

    • コロナ禍以降の視力の変化

      コロナ禍以降の視力の変化

    次に、コロナ禍以降の視力の変化について調査したところ、31.5%の人が「(非常に+少し)低下した」と回答。要因については、「パソコンを見る時間が増えたから」(53.0%)や「スマホやタブレットを見る時間が増えたから」(50.9%)に回答が集中する結果となった。

    最後に、メガネをかけた人のイメージについて聞いたところ、「真面目そう」が最も多く39.7%。特に若年層で「メガネ=真面目」とイメージする傾向が高く、同系列の「勉強/仕事ができそう」(19.9%)や「エリート」(7.7%)も共通して若年層で高い割合を示した。そのほか、「素顔とのギャップがある」(31.4%)、「おしゃれ」(11.9%)、「個性的」(7.9%)が上位にあがった。

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