はじめに

通常、ご来店されるお客様は、当然いままで遠くや近くが見えていたことが見えづらくなったので眼鏡を新しく作ろうと考えてご来店されます。

そこでお客様のご要望どおり　よく見えるように視力をあげると人によって　よくは見えるけどなぜか掛けていられない、疲れる　強く感じる　などの訴えるお客様がおられます。

ご要望どおりよく見えるようにしたのに　なぜなんだろうと
以前から考えていました。

そのため
いちから検査技術の勉強をしなおそうと色々勉強してきました。
通常の　度だし検査だけでなく「両眼視機能検査」の勉強をして、お客様の目の状態をお調べするようになりました。

そうすると、両目の使い方に問題がある人に、いろいろな症状があること、感じる人が多いのだと考えるようになりました。

「見えるようにする」ということだけでなく両目をきちんとした使い方、見方にしていかないといけないのだと思うようになりました。

それから
こういった視点で検査をしていくと「心」や「体」が関係しているのだろうことを考えるようになりました。

そうして私は眼鏡としての魅力や楽しさも大事だけど
もっとその人にとって何が大事かを伝えていかないといけないと考えるようになりました。

視力検査、加工、フィッティング、修理　など
眼鏡を商品として完成させるための私ができる技術をお客様に提供していくことです。
特に視力検査から「視る力」を調べることでお客様に「見る」ことがどれほど大事か、身体や心にかかわっていることを伝えていくことです。
正直、私自身の中でも今まで作り上げてきた価値観を変える作業になります。

しかしながら、この考えの眼鏡を必要としているお客様はたくさんいらっしゃると思います。
「見える」ことだけではないお客様のご要望に応えることが当店にとってどれほど重要になっていくかを。

そのためにもさらに深く勉強し成長し続けなくてはならないと思います。
そうでなければ私が考える眼鏡屋としての未来はないと思います。

それを実現していくというステージを現在も進化中です。
『よく見える　ということ以上に大切なこと』
眼から健康を維持できる。
「視る」ことから個々の能力が向上できる。
そういった手助けができるお店になりたいと考えます。
それが当店がすすむ眼鏡屋の姿です。