徳島視整体研究所

当店では「見る」ことから目の使い方を整え、身体の健康の維持や改善のアプローチをしています。1級眼鏡作製技能士

見方は影響します

60代の男性で
今かけているメガネは近視の遠近眼鏡で10年以上前?に作成。
レンズもだいぶキズやコート剥げが出ていました。
最近は掛けていると疲れる?などあり...
一応普段はこのメガネを使用していて
近くを見るときには眼鏡を外して作業するとのことでした。

まず拝見して
最初、そのメガネをかけている状態を見て
眼鏡の右側が下がってかけている(傾いている)のが気になるのと少し右に頭を傾けている感じがしました。

そしてまず
レフ値(機械での他覚検査)が今の眼鏡の遠方度数より弱く出ているのと
度数の近視の左右差が割りとあるのに
レフ値では近視の左右差がありませんでした。

そして両眼視での視力検査等観させていただくと
予想通り
両目での上下のズレがでていました。

結果として
今使用の累進眼鏡より遠方度数は弱くしても
十分視力が出ますし、上下プリズムを入れることで
頭の傾きも気にならなくなりました。
(本人は気づいていませんけど。。。)

人は眼の使い方の癖で
視線の上下ズレを修正するのに
眼鏡を傾けたままだったり頭を傾けたりして修正していることがあります。
今回上下ズレの修正レンズを入れたときと外したときでの違いを確認認識していただきました。

このことから
眼の使い方や癖が姿勢に影響することがいえると考えます。
つまり悪い眼の使い方によって両眼視が変に偏ってしまい
それが身体の姿勢などの変成に影響してしまうことがあります。

皆様も、今お使いの眼鏡で疲れるまた鏡で自分を見て頭を傾けているとか
気になるようでしたが、両眼視の確認をされてみてはいかがでしょうか?